Bird & Birdが商船三井に対し、スコットランドのニグ港における共同買収についてアドバイスを提供。

Contacts

Hiroyuki Iwamura

Partner
日本

私はBird & Birdの東京オフィスであるBird & Bird外国法共同事業法律事務所の代表パートナーです。

risako hijikata Module
Risako Hijikata

Associate
日本

私はBird & Bird 東京オフィスに所属するコーポレート部門のアソシエイトです。

Bird & Bird は、株式会社商船三井(以下、「商船三井」)に対し、欧州三井物産株式会社(以下、「欧州三井物産」)と共同で行われたジーイージーホールディングス(GEG (Holdings) Limited)が保有するニグ港における基地港湾事業の買収についてアドバイスを提供しました。買収対象事業には、洋上風力、石油、ガスを中心とするエネルギー産業向けの鋼材加工・機器製造事業が含まれており、買収完了後、欧州三井物産が51%、商船三井が49%出資するグローバルエナジーサービスホールディング(Global Energy Service Holding Limited)にて運営される予定です。

日本最大規模の海運事業を展開する商船三井は、業界をリードするサプライチェーンの脱炭素ビジネスモデルの構築に意欲的に取り組んでいます。当該買収を通じて、商船三井は洋上風力発電における港湾ロジスティックスおよび海上輸送サービスの高度化を推進し、再生可能エネルギーの普及と脱炭素社会の実現への寄与を目指しています。

本件はBird & Bird東京オフィス マネージングパートナーである岩村浩幸がリードし、アソシエイトの圡方理紗子のサポートの下、株式売買契約(SPA)および株主間契約(SHA)の交渉・締結、デュー・デリジェンス、リスク管理など、商船三井の利益保護と戦略目標の達成に向けた包括的なアドバイスを提供しました。

岩村浩幸は本案件に対し、以下のようにコメントしています。

「私たちは本買収を通じて、商船三井の英国および欧州における再生可能エネルギー事業へのビジネス展開を支援できたことを光栄に思います。また、商船三井より当チームに寄せられた継続的なご信頼に心より感謝いたします。本件は、当事務所の日本企業に対するクロスボーダー取引への支援体制を示す素晴らしい一例となりました。」

Bird & Bird 外国法共同事業法律事務所では、1,600名を超える世界中のBird & Birdローヤーと緊密に連携しながら、日本での現地知識とグローバルの専門的知見を組み合わせたサービスを引き続き提供いたします。

News & Deals

More News & Deals
電通による、スウェーデン最大級のデータ分析・デジタル広告運用会社「アウトフォックス社」の買収に対し、スウェーデンオフィスがアドバイスを提供しました。

Jun 11 2017

Read More

Related capabilities